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平成13年度 活動報告書(概要)

健康問題に関する調査・研究経済問題に関する調査・研究
生きがいに関する調査・研究学会発表・国際交流活動意識啓発・活動成果の普及

高齢社会における生きがいに関する調査・研究

1. 高齢社会における企業と地域社会との関係に関する調査研究(中津川プロジェクト)

本調査研究は、研究期間が3年の研究で、平成13年度は最終年に当たる。初年度は調査地域の選定、三菱電機株式会社中津川製作所との関係作りと調査及び概要把握、2年度は同製作所OB会員へのアンケート調査と個人及びグループ・インタビュー、同製作所諸施策等の詳細把握および地域社会・行政の詳細把握に努めた。

最終年度の本年度は、製作所OBおよび地域住民を対象とした大規模アンケート調査(対象1,500名)、製作所・地域に関する補足調査を行った。現在、調査結果を単行本として刊行するための原稿をまとめている(平成14年10月刊行予定)。

2. 都市高齢者のライフスタイル―住ライフスタイル研究―

  • 文献等の検討を基に、『都市高齢者の「住」ライフスタイル』というテーマを定め、来年度以降の中期研究(3ヵ年)に向けて、予備的な調査を実施(平成13年12月〜平成14年1月、対象はDAA会員227名)。

3. ダイヤ・アクティブ・エイジング(DAA)

高齢者の自立、生きがいづくりと社会参加を促すため賛助会員会社のOB・現役を会員として平成11年6月に発足させ、当財団がこれを支援してきた。
会員数:平成14年3月末現在251名。

本年度は

  • 6地域グループおよび1広域グループの会員拡充および活性化を推進、特に千葉地区2グループの会員増員、早期立ち上げに注力した。
  • グループ間の交流と全体の活性化のため年3回の交流会を実施(7/27、9/4、12/7)した。内容をダイヤ財団新書20として発行した。
  • インパク(政府主催:インターネット博覧会)に「百寿助け合いの館:鎌倉の外出支援サービス事業の試み」を紹介した。
  • 企業退職者のグループ活動モデルとして『ダイヤかながわ交流会の歩み』の取りまとめに着手した。

4. ダイヤネット(DDD)

DDDは賛助会員会社OBのパソコン愛好者が集い、パソコン通信などを利用したネットワークを構築し、シニアの新しいライフスタイルを発信することを目的(会員数:平成14年3月末現在80名)にする。

  • 意見、情報交換のDDDフォーラムを運営(発言数765件/年間)。
  • 全員集会を開催、活動報告や講演会を行った (平成13年6月4日参加者36名)。
  • 毎月定例的なパソコン勉強会を開催 (13回開催)。
  • 三菱歴史探訪会として平成13年4月26日静嘉堂文庫、平成13年10月4日三菱開東閣を訪ねた。
  • 趣味・文化グループとして13年度は坂東33観音巡りなどを行った (8回開催、延133名参加) 。
  • 会員のパソコンの環境や利用状況についてアンケート調査を行った (14年2月実施) 。

ダイヤ財団の研究報告書や刊行物について

ダイヤ財団では高齢社会における「健康」「生きがい」等の諸問題について調査・研究活動を学会報告するとともに、主なものを研究報告書として発表しています。また、「ダイヤニュース」や「ダイヤ財団新書」などの財団刊行物をご希望の方は、下記までお問い合わせください。

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