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概要

パンフレットの詳細は「訪問介護における管理者研修モデル事業II報告書(2008.3発行)に収録されています。

収録内容

  • 管理者研修の体系概念図
  • プログラム・セッションの概要

セッション目次

第1セッション:訪問介護の特性と動向

  1. 介護保険制度の現状〜5年間の推移
    • 介護保険の推移⇒介護保険総費用のデータ
    • 認定者数・要介護度別別の推移⇒介護保険事業状況報告のデータ
    • 訪問介護サービス事業者数の推移⇒介護サービス施設・事業所調査のデータ
  2. 介護保険制度改正の影響
    • 新“ 要介護”状態区分をめぐる問題⇒厚生労働省の通達
    • 訪問介護サービスの介護報酬改定について⇒厚生労働省の通達
    • 新介護予防サービスが及ぼす事業への影響と経営の問題
  3. 訪問介護を取り巻く環境の変化
    • 高齢化の現状⇒人口問題研究所のデータ
    • 高齢者世帯の急速な増加⇒厚生労働省の通達
    • コムスン問題以降の国民の意識の変化
  4. 訪問介護をめぐる事業課題
    • あなたのところで抱える事業課題は何ですか(グループ・ワーク)
    • 訪問介護サービス事業所の経営実態⇒介護事業経営実態調査のデータ
    • まさに問われる管理者能力

第2セッション:管理者に求められる役割とマネジメント能力

  1. 事業管理者の立場と期待される役割
    • あなたの1日の行動を考えてみよう(自己点検)⇒ミッツバーグ理論で検証
    • 管理者とは
    • 仕事の基本⇒マネジメント・サイクル(POCAまたはPDS)
    • 管理者に期待される役割⇒カッツの理論
    • 管理者に必要なマネジメント能力
  2. 仕事の割り当てと指示・命令
    • 仕事の基本⇒マネジメント・サイクル(POCAまたはPDS)とホウ・レン・ソウ
    • 成果を引き出す仕事の割り当て⇒リッカートの連結ピン・モデル
    • 指示・命令は人材育成
  3. 求められる日常のマネジメント能力
    • 管理者の日常管理とは
    • 方針管理を徹底させる
    • これからの管理者に求められるマネジメント

第3セッション:サービスとしての管理と質の向上

  1. サービス事業の特性
    • サービスとは
    • なぜ、サービスは管理しにくいのか
    • サービス提供システム
    • 介護事業の構造とサービス体系⇒福祉職員テキストと介護経営白書参照
  2. サービスに求められる生産性向上
    • 生産性と効率は違う
    • 生産性向上の理念と手法
    • ベストプラクティスに学ぶ(事例研究)
  3. 質の高い介護サービスの提供
    • 介護サービスの質の確保・向上が問われてきた
    • 第三者評価基準の構成⇒厚生労働省モデル
    • 介護サービスを向上させる管理者の役割⇒福祉職員テキスト参照
    • サービス提供の問題解決は、管理者

第4セッション:職員のやりがい作り、動機づけと定着化

  1. やりがいと動機づけ
    • これまでどんなことでやりがいを感じましたか(全体討論)
    • 管理によって人は動く
    • どうしたらやる気が出るの⇒マーチ=サイモンの一般モデル
    • 動機づけを考える⇒動機づけ・衛生理論と欲求理論、期待理論
  2. 支援者としての管理者
    • あなたの仕事の進め方をチェツクしてみよう(自己点検)
    • リーダーシップは生まれつきか
    • 専門職に対応した理論⇒状況適応理論(フィドラーとブランチャード)
    • 危機管理の支援者としての管理者
  3. コーチングによる褒め方と叱り方
    • 人は仕事の達成感によって成長する
    • コーチングを体験(ロールプレーイング)
    • 褒められると人はやる気を出す⇒高橋選手を育てた小出監督の事例研究
    • 叱るときはタイミングが大切
  4. 目標管理による部下指導
    • 目標の連鎖システムと管理の考え方
    • 目標の明確化と達成のための仕組みづくり
    • 目標管理は部下指導⇒人事考課によるスタッフ評価(ロールプレーイング)
  5. 介護スタッフの定着化
    • 定着化は組織知の前提
    • 従業員満足度(ES)は質の向上に不可欠
    • 労働基準法など法律知識⇒時間管理とセクシュアル・ハラスメント
    • 労務管理は管理者の仕事⇒福祉の現場で働く人の意識調査(東京都福祉人材センター)

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第5セッション:組織力強化のためのコミュニケーションの活性化

  1. 組織を生き生きさせるコミュニケーション
    • 組織とは⇒バーナドの経営管理論
    • 組織をシステムとして捉える⇒フィードバックがあって動く
    • コミュニケーションこそ経営そのもの
  2. 情報共有による組織力形成
    • 職場のコミュニケーション
    • コミュニケーションの主役は聞き手⇒ゲームで実感してみよう
    • 縦と横と斜めのコミュニケーション
  3. ITを活用した情報・意見交換の場づくり
    • 訪問介護の特性から考える場づくり
    • ITを活用するとバーチャルな場ができる
    • ITを活用した情報・意見交換で共有を

第6セッション:継続し安定した経営基盤づくりと資金づくり

  1. 事業基盤安定のための財務管理
    • 財務管理とは⇒経理規定は?
    • 予算管理の基本⇒貸借対照表、事業活動収支計算書など決算財務諸表
    • 損益分岐点分析⇒事業所を分析してみよう(自己分析)
  2. 収益管理
    • 訪問介護事業の収益構造⇒居宅サービス事業所&訪問介護事業の収支
    • 間接費を管理する
    • 保険外サービスと加算で収益改善
  3. 資金繰り
    • 原価償却(車両とパソコン)を有効活用
    • キャッシュ・フローで捉える

第7セッション:マーケティング視点を生かした経営戦略

  1. 介護事業に必要なマーケティング思考
    • マーケティングとは
    • 利用者指向の介護サービス
    • 利用者満足(CS)が事業継続の必須条件
  2. 経営戦略に問われる差別化
    • 戦略とは
    • 競争戦略⇒ポーターの理論とマーケティング・ポジション戦略
    • 事業所の特色を、どう差別化に活かすか⇒SWOT分析
  3. 地域・行政や他事業所などステーク・ホルダーとのネットワーク
    • 地域・行政の連携
    • 病院との連携
    • 他サービス事業所との連携
    • ケアマネージャとの連携

第8セッション:経営理念を実現するための仕組みづくり

  1. 使命・理念・目的・目標・方針・計画
    • いま、問われる使命・理念
    • 事業所が目指す姿の明確化⇒組織マネジメント分析シート
    • 事業計画の策定⇒福祉職員研修テキスト 
  2. 第一線のサービス提供者に、いかに徹底させるか
    • ピラミッド型組織から逆さまのピラミッド型組織へ
    • サービスの品質を決定づける第一線のヘルパー
    • 訪問介護事業におけるヘルパーのポジション
    • いかに一体感を持たせるか(共有と実践)⇒サービス・チェツクシートによる自己点検

第9セッション:事業管理者として守るべき社会的責任と法令順守

  1. 訪問介護事業の社会的責任
    • 問われる訪問介護事業の社会的責任
    • 介護サービスの提供場面の事例判例から学ぶ⇒新聞事例を活用
    • 情報公開と秘密保持 
  2. 介護保険関連法のポイント
    • 介護保険の運用基準
    • 通知等
  3. 事業管理者と守るべき法令順守
    • 守らないとどうなるか
    • スタッフのコンプライアンス徹底
    • 指導監査の流れ

ダウンロード方法

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