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2019年度

認知機能が低下した高齢者に対する就労支援に関する研究

研究者
中村桃美
共同研究者
なし
研究期間
2018〜2020年
研究概要

一億総活躍社会を目指すわが国において高齢者の就業に期待が高まっているが、高齢期就業に関する研究の多くは元気高齢者の活用という視点で行われ、虚弱化した高齢者の就業支援に関する研究は不十分である。今後団塊の世代が後期高齢期に向かうなか虚弱高齢者の急増が見込まれる。高齢者の就業は労働力としての期待だけでなく高齢者自身の生きがい・自立した生活の維持という観点からも重要な意味を持っており、高い就労意欲を持ちながらも虚弱化が進みつつある高齢者に対する就労支援体制の確立が求められている。

本研究では、2020年度末を目途に後期高齢者が多く所属し会員の虚弱化への対応に迫られているシルバー人材センターを対象に虚弱化(特に認知機能の低下)した高齢者に対する就労支援体制の原案を提示することを目的とする。

外部助成
文部科学省科学研究費助成事業(2018〜2020年度)
関連する成果

[学会、寄稿等]

  • 長田久雄・中村桃美・森下久美:「高齢者の雇用には何が必要か;ジェロントロジー活用の可能性」東京都社会保険労務士会会報『社労士TOKYO』2019年1月号

担当者:上原 桃美(うえはら ももみ)旧姓中村研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 博士研究員

[主な研究・プロジェクト]

  • シルバー人材センターにおけるQOL維持増進効果の検証

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