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2024年度

高齢者施設における看取りケア支援プログラムに関する研究

研究者
佐々木晶世
共同研究者
特定非営利活動法人 インターライ日本
研究期間
2023〜2025年度
研究概要

独居高齢者の増加や家族介護力の低下を背景に高齢者施設での死亡数はさらに拡大すると予測されている。国も高齢者施設での看取りへの報酬加算を設けるなどその推進を図っているが、看取りに対する体系的な対応は手探りの状態で、現場のニーズに合う看取りケア支援プログラムはほとんどない。

本事業では、看取りケア(緩和ケア)の対象となる人々のニーズ、強み、本人の選択を評価するアセスメントツールとして国際機関が開発した「interRAI Palliative Care(以下インターライ PC)」を国内の高齢者施設で活用するための看取り支援プログラムを考案し、入居者および職員それぞれへの有効性を評価する。

2024年度は、インターライ PC 版(アセスメント表・マニュアル・CAP【ケア指針】で構成)の日本語翻訳案に対して、高齢者施設職員へのグループインタビューを実施して読みやすさのチェックや活用場面などの意見を聴取する。また、有効性評価に向けたアセスメント表の Web 入力画面の作成、研究デザイン(対象者、介入内容・期間、アウトカム)の策定にも取り組む。

担当者:佐々木 晶世(ささき あきよ)研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員

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