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2024年度
高齢者のAging in placeに寄与する住環境の研究
- 研究者
- 土屋瑠見子
- 共同研究者
- 光武誠吾(東京都健康長寿医療センター研究所)、寺本千恵(広島大学)、Björn Slaug(ルンド大学)他
- 研究期間
- 2024〜2026年度
- 研究概要
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住環境アクセシビリティとは、「個人が目的の場所に到達したり、目的の物を使うことを住環境が促進/阻害する程度」と定義される。住環境アクセシビリティが確保できることにより、要介護高齢者の残存能力が最大化し主観的Well-beingの維持に寄与することが期待できるが、日本では評価指標が存在せず検討が進められていない。
本研究では、要介護高齢者の住環境アクセシビリティが主観的Well-beingに関連するプロセスの解明を目的とする。そのために、2017年から開発している住環境評価指標の妥当性・信頼性・実施可能性の検証、住環境アクセシビリティと主観的Well-beingとの関連について調査研究を行う。
2024年度は、開発した日本版住環境アクセシビリティ評価指標の住環境項目の信頼性と実施可能性を検討する目的で、地域高齢者を対象とした調査を実施する。また、医療・介護報酬データ、自治体救急搬送データ等を二次的に活用し、日本の要介護高齢者における住環境とAging in placeに関する現状把握を行う。
担当者:土屋 瑠見子(つちや るみこ)研究員のご紹介ページへresearchmapへ
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員
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