ホーム > 研究・調査・システム開発(2012年度) > 「地域高齢者の精神的健康度の予後に関する縦断的研究」事業
2012年度
[健康]に関する研究「地域高齢者の精神的健康度の予後に関する縦断的研究」事業 2010年度〜2014年度(5年計画)
概要
- 事業名
- 「地域高齢者の精神的健康度の予後に関する縦断的研究」事業
2010年度〜2014年度(5年計画) - 外部助成
- 有(申請先:厚生労働省科研& 三菱財団助成申請 予定)
- 背景又は
社会的関心 - 高齢者のうつは精神的健康度の重要な問題点の一つであり、自殺と関連する病気として、重要視されている。高齢者精神的健康度の変遷と精神的健康度に影響する要因を縦断的に包括的に把握することが重要な課題であると考えられる。
- 目的
- 本事業は自殺率が高い地域新潟県のB市の在宅虚弱高齢者を対象に、精神的健康度の予後について縦断的調査を行い、今後の精神保健計画に有益な資料を得ることを目的とする。
- 具体的内容
- I. 準備状況
- 1. 2010年調査対象者を抽出、選定し(2,916人)、ベースライン調査を実施した。2,404人から回答を得た。
- 2. 2011年に追跡調査を実施した。
- 1. 研究フィールド:B市
- 2. 対象者:
2010年同意を得た2,404人を対象とする(地域在住うつリスクあり、65歳以上高齢者) - 3. 研究:
・2009年度基本健診(2010年3月現在)での基本チェックリストによるうつリスクあり65歳以上高齢者中2010年度協力得られた2,404人を調査対象とする
・本年度は2年後の追跡調査を実施する。次年度も追跡調査を実施する
・予後についてB市の協力を得る(死亡(原因)、転出、要介護認定、介護費) - 4. データベースの構築・分析作業
- 5. 報告書作成
- 6. 学会(老年医学会総会)、投稿論文(老年医学会総会)
- 従事者
- 財団内:兪今、兪峰、安
- 関係先・協力者
- B市担当者
- 期間及び将来計画
- 報告会、講演会実施(従事者、地域高齢者)
学会発表、学術論文
うつ普及啓発のパンフレットの作成
ダイヤ財団の研究報告書や刊行物について
ダイヤ財団では高齢社会における「健康」「生きがい」等の諸問題について調査・研究活動を学会報告するとともに、主なものを研究報告書として発表しています。また、「ダイヤニュース」や「ダイヤ財団新書」などの財団刊行物をご希望の方は、下記までお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
03-5919-1631受付時間:平日9時30分〜16時30分