ホーム > 研究・調査・システム開発(2014年度) > ICTを活用した高齢期の社会活動継続に関する研究
2014年度
[生きがい]に関する研究ICTを活用した高齢期の社会活動継続に関する研究
概要
- 研究名
- ICT(情報通信技術)を活用した高齢期の社会活動継続に関する研究
- 外部助成
- 民間助成団体の研究助成に申請を予定
- 背景又は
社会的関心 - 加齢に伴い,それまで継続してきた社会活動や社会関係が縮小していく事が指摘されている.しかし,これは対面での交流を前提としており,インターネットを介した交流については検討されていない.
近年,高齢層においてもICTの普及は顕著で,それらを活用する事で,これまでとは異なる加齢と社会活動継続への関係性が考えられる. - 目的
- 後期高齢期における社会活動継続に対するICT利用実態を明らかにするのとともに,タブレットとSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に着目し,ICTの可能性を探索的に検討する.
- 内容又は方法
- 平成24年度から,先駆的にICTを活用してきたシニア団体「ダイヤネット」とsoftbank社と共同で,活動や社会関係の継続にむけたタブレットの可能性について社会実験を行ってきた.
本年度は,他団体の協力も得て,SNSの利活用について検証していく. - 調査対象
- 財団法人 ニューメディア開発協会登録団体(ダイヤネット,IDN)
東京三菱三原Facebook勉強会 - 従事者
- 澤岡詩野
- 関係先・協力者
- ダイヤネット,IDN,東京三菱三原Facebook勉強会
- 研究成果の
公表・普及計画 - 日本都市社会学会,日本社会情報学会での発表および論文の投稿
文科省主催の生涯学習ネットワークフォーラム,経産省シニアネットフォーラム など,より現場に近い場での発表 - 期間及び将来計画
- 「中高年者の交流媒体としての電子メールに関する研究」の結果と併せ,研究成果を本として出版することを目指す
担当者:澤岡 詩野(さわおか しの)研究員のご紹介ページへ研究員ブログへ
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員
ダイヤ財団の研究報告書や刊行物について
ダイヤ財団では高齢社会における「健康」「生きがい」等の諸問題について調査・研究活動を学会報告するとともに、主なものを研究報告書として発表しています。また、「ダイヤニュース」や「ダイヤ財団新書」などの財団刊行物をご希望の方は、下記までお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
03-5919-1631受付時間:平日9時30分〜16時30分