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2015年度
[生きがい]に関する研究及び事業ICTを活用した高齢期の社会活動継続に関する研究
後期高齢者が増加していくなかで、虚弱化し縮小していく一方の社会生活を支える仕組みづくりが急務となっている。
概要
- 研究名
- ICTを活用した高齢期の社会活動継続に関する研究
- 外部助成
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- 文部科研 基盤B 特設分野ネオ・ジェロントロジィ―(申請中)
- 大川情報通信基金研究助成(申請中)
- 目的
- ICT(情報通信技術)を日常的に使いながら後期高齢期を迎える高齢者が増加していく中で、本事業では、それまでの社会生活を可能な限り維持して行く為のICTの果たす可能性を明らかにしていく。
- 期間
- 2011〜2017年度
- 内容
- ICTが日本社会に普及しつつある頃からコミュニケーションツールとして活用してきた退職者グループDianetを対象に、後期高齢化しつつあるなかでのICTの利活用について、参与観察やインタビューなどの質的調査を行う。同時に、IDN、三菱重工東京三原会、新老人の会などの先駆的な団体の代表と共に、定期的な意見交換・研究会を開催する。
- 対象フィールド
- Dianet
- 従事者・協力者
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財団内:澤岡詩野
財団外:Dianet、IDN、三菱重工東京三原会、新老人の会
- 最近の主な成果
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[論文]
- 澤岡詩野:「都市部の企業退職者の社会活動と社会関係にあるインターネットの位置づけ ―後期高齢期にあるシニア情報生活アドバイザー資格取得者の語りから―」応用老年学.8(1),31-39(2014.8)
[学会]
- 「ICT as a communication tool for older people (aged 80) in an urban area」(都市部の傘寿者(80歳)の交流媒体としてのICT)第18回国際社会学会議(2014.7 横浜)
- 「高齢期の社会的孤立防止におけるICT(情報通信技術)の可能性 ―東京と岩手での社会実験から―」自主企画フォーラムII、第56回日本老年社会科学会
[研究報告書]
- 平成23〜25年度 文部科学省科学研究費(若手A)「日常化しつつある都市在宅高齢者の交流媒体としてのインターネットの役割」研究報告書(2014.3)
[寄稿等]
- 「ICTを活用した後期高齢者における社会活動継続に関する研究」、ジェロントロジー研究報告、10、 138-143(2012)
担当者:澤岡 詩野(さわおか しの)研究員のご紹介ページへ研究員ブログへ
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員
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