ホーム > 研究・調査・システム開発(2015年度) > いきいき高齢者作りのモデルとしてのDAA活動研究
2015年度
[生きがい]に関する研究及び事業いきいき高齢者作りのモデルとしてのDAA活動研究
企業を定年退職したり、その後の就業生活を終えた高齢者(特に男性)が、新たな生活を始めるにあたり、それまでの職縁中心の社会的つながりを無くして、新たな交流相手を見つけられないで、孤立がちになることが知られている。そこで、企業退職高齢者の仲間作りの方法やそれに必要な条件等を探り、いきいき高齢者作りを支援したい。
概要
- 研究名
- いきいき高齢者作りのモデルとしてのDAA活動研究
- 目的
- 企業高齢者の仲間作りの方法の普遍化を目指し、グループの誕生、運営、拡大、あらたな活動等への過程や結果について研究し、その成果を外部に発信する。
- 期間
- 2004年度〜
- 内容
-
対象:企業グループの退職者が自主的に作ったグループ(DAA)
手段:個々のDAA会員、もしくはグループの親睦、交流、地域参加、社会貢献等の活動を展開する中で、高齢者の意識や行動がどのように変化するかを調査・研究する。
- 対象フィールド
- DAA会員
- 従事者・協力者
-
財団内:西村芳貢、松田均
財団外:無し
- これまでの主な成果
-
[学会]
- 西村芳貢・杉澤秀博:職業的引退とその後のライフスタイル研究(第4報);引退をきっかけに周囲から孤立した人の心理的プロセス.第52回日本老年社会科学会大会(2010/06)
- 西村芳貢・杉澤秀博:職業的引退とその後のライフスタイル研究(第3報);引退をきっかけにして心因性の体調不良に陥った人の心理的プロセス.第51回日本老年社会科学会大会(2009/06)
- 西村芳貢・杉澤秀博:職業的引退とその後のライフスタイル研究・第2報(中間報告)−心理的な問題が発生した人の事例研究−.第50回日本老年社会科学会大会(2008/06)
- 西村芳貢・蜂谷幸夫・杉澤秀博:職業的引退とその後のライフスタイル研究;アンケートと聞き取り方式によるライフスタイル構造調査.第49回日本老年社会科学会大会(2007/06)
担当者:西村 芳貢(にしむら よしつぐ)
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 専任研究員
[主な研究・プロジェクト]
- 企業退職者の職業的引退後のライフスタイル研究
ダイヤ財団の研究報告書や刊行物について
ダイヤ財団では高齢社会における「健康」「生きがい」等の諸問題について調査・研究活動を学会報告するとともに、主なものを研究報告書として発表しています。また、「ダイヤニュース」や「ダイヤ財団新書」などの財団刊行物をご希望の方は、下記までお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
03-5919-1631受付時間:平日9時30分〜16時30分