平成20年度 活動報告書(概要)
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高齢社会における生きがいに関する調査・研究
1.生きがい感・生きがい感尺度に関する研究
- サラリーマン引退者の生きがい感・失職感とライフスタイルの関係について事例研究を行い、平成20年6月開催の第50回日本老年社会科学会大会において報告した。本研究については、引き続き調査・分析を実施している。
2.ダイヤ・アクティブエイジング・アソシエイション(DAA)
- 「DAA会則」に基づいた会員の親睦・交流や社会参加活動・社会貢献活動等を推進・支援するため、財政面での一般助成・特別助成による支援のほか、DAA事務局として活動を支援するとともに、DAA会員の自主的な活動を推進した。また、2年ぶりに開催したDAA交流会では、DAA会員による自主的な運営を図った。
- 平成20年度は、DAA運営委員会を通じて会員による新規会員勧誘の動きを起こし、促進を図った。
3.都市近郊における中高年男性の地域参加に関する研究
- 定年退職後の地域参加のきっかけとして、特に社会関係の周縁部に着目した。
- 平成20年度は、都市近郊でのフィールドワーク(*1)および外部研究者との研究委員会(*2)開催などを通じ、明確な測定概念のないこれらの関係について概念の整理を行った。
(*1)東京都杉並区の企業退職者へのインタビューおよび参与観察、すぎなみ地域大学(地域課)での受講生・修了生の追跡、杉並区の認知症予防講座(介護予防課)の運営および修了生の追跡
(*2)都市高齢者の社会関係周縁部に関する研究委員会(古谷野亘聖学院大学教授、西村昌記東海大学准教授、菅原育子東京大学研究員)
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ダイヤ財団の研究報告書や刊行物について
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