2017年度DAA交流会
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2017年度DAA交流会
2018年3月7日(水)午後、新宿区立新宿文化センターで2017年度DAA交流会が催されました。
8つの活動グループから84名が参加し、講演・パネルディスカッション、ダイヤビック、琵琶演奏鑑賞、懇親会と、楽しく有意義な半日を過ごしました。
【第1部】講演とパネルディスカッション
澤岡詩野ダイヤ財団主任研究員の講演
人生100年時代の居場所学 ― 豊かに歳を重ねる為の3つのポイント
人生100年時代に必要なのは“ちょい悪力”
- 仕事抜きでも付き合える仲間を持つべし
- 自分の価値観で自分を語れる人間になるべし
- パートナーを異性として意識すべし
- 年を取るほど目の前の瞬間を大切にすべし
人生には3つの「居場所」が
- 第1は家庭、第2は学校・職場
- 第3は趣味、社会活動
- ・これを持っているかどうかで高齢期の豊かさが変わる
- ・他人に与えられるものではなく、自分から求めないと永久に得られない
- ・似たバックグラウンドを持つ人の集まりは居心地良し……DAAは第3の居場所に最適
豊かに歳を重ねる為の3つのポイント
- 社会とつながりを持つ
- プロダクティブ(生産的)な活動―周囲に影響を与える活動―をする
- インターネットを活用する……もし外出できなくなっても、社会とのつながりを保てる
DAAメンバーによるパネルディスカッション
各グループの代表4名が、活動の楽しさや力をいれていること、自身や仲間の現在の「居場所」や将来予想する「居場所」について語りました。
大竹壽利さん ダイヤかながわ交流会 1941(S16)年生まれ
- NPOかながわ子ども教室で小学生向けに「世界教室」などの講師をしています。厚労省主催の「ねんりんピック」にも毎年参加しています
- 社会見学会、歩こう会のほか、ゴルフ、麻雀、旅行、サロン、観劇、カラオケなどいろいろな同好会で楽しんでいますよ
かながわ子ども教室「世界教室」での大竹さん
田中靖文さん ダイヤ小田急線友会 1938(S13)年生まれ
- ダイヤ小田急にはとてもたくさんのサークルがあって、さまざまな趣味を持ったメンバーの居場所になっています。三菱グループ以外の出身者も参加していますよ
- 砂漠を緑化する夢を抱きながら早世した息子の遺志を継いだ中国人の母親を応援する「中国に緑を広める会」というユニークなサークルもあるんです
- 年齢的に第3の居場所から抜け出す問題もちょっと考えていますが
「中国に緑を広げる会」のメンバーが所属するNPOの内モンゴルでの植樹活動
左から王玲珍理事、田中さん(副理事長)、易解放理事長
野本浩一さん ダイヤさわやかネット 1951(S26)年生まれ
榎本奎介さん ダイヤ池袋 1936(S11)年生まれ
- ダイヤ池袋の高齢者医療WGの主担としてグループの例会で健康や医療に関する世の中の動きを解説して、メンバーで情報を共有しています
- 米寿・卒寿を過ぎても元気な先輩の様子を見ると、自分自身の体力や気力の衰えへの心配は無用だと思えてきますね。もっとも、こうして活動できるのも、長年連れ添った家内が健康であればこそと感謝しています
【第3部】薩摩琵琶の演奏語り
薩摩琵琶「壇の浦の戦い」
滑稽琵琶「餅酒合戦」
全国各地で薩摩琵琶の伝承・普及活動を続けておられる古澤月心(げっしん)氏と古澤史水(しすい)氏の演奏語りは、とても親しみやすく、皆さん楽しく聴き入っていました。
第3部終了後、館内のレストランで交流を深めました。