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2024年度

科学的介護情報システムの質の評価手法に関する研究

研究者
石橋智昭、佐々木晶世、土屋瑠見子
共同研究者
池上直己(慶應義塾大学)、五十嵐歩(東京大学)、高野龍昭(東洋大学)他
研究期間
2024〜2026年度
研究概要

政府は、利用者の心身状態を介護サービス機関から定期的に収集し、介護の質を定量的に評価する「科学的介護情報システム(通称:LIFE)」を2021年に始動した。LIFEは、ADL等が改善した利用者等の割合をアウトカム指標としているが、評価に際して利用者の状態像の違いを補正する仕組みが欠けており、サービス機関が報酬加算の獲得に有利な軽症者やリハビリ意欲の高い人を選別する現象を誘発する危険性を持っている。

本事業では、同一利用者における「LIFEへの提出データ」とより詳細な情報を持つ「インターライ方式のアセスメントデータ」を経時的に収集し、ADL等の改善に関連の高い情報項目を析出し、今後LIFEのアウトカム評価に導入すべき補正項目とそのアルゴリズム(計算手順)を明らかにする。

2024年度は、介護QI参加中の法人から介護保険施設10か所程度をリクルートして、入所者500名程度の「LIFEへの提出データ」と「インターライ方式のアセスメントデータ」の同時提供を受け、これを蓄積していくためのデータベースの構築に取り組む。

担当者:石橋 智昭(いしばし ともあき)研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 研究部長/主席研究員

担当者:佐々木 晶世(ささき あきよ)研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員

担当者:土屋 瑠見子(つちや るみこ)研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員

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