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2025年度

高齢者福祉施設職員の防災意識の向上に関する研究

研究者
上原桃美
共同研究者
社会福祉法人 東京都社会福祉協議会
研究期間
2025〜2026年度
研究概要

未曾有の災害が頻発するなか、避難の困難性が高い高齢者福祉施設の受ける被害は甚大で、その防災・減災対策の充実は喫緊の課題となっている。一方、施設における「非常災害対策計画」の作成・見直しが不十分である背景には、施設職員の防災意識の低迷が指摘されており、その意識向上に向けた実効的な対策が求められている。本事業では、高齢者福祉施設職員の防災・減災意識の向上に資することを目的に施設職員の防災意識の実態を明らかにするとともに意識の高低に関する要因を解明する研究に取り組む。(2024年まで東京都社会福祉協議会高齢者福祉施設協議会との共同研究だったものを、2025年度より愛知県碧南市、熊本県御船町にまで拡大し、新しい枠組みでスタートする。)2025年度は対象施設(約400施設[職員6000人])の代表者に調査の説明を行い、その後定量調査に移り、防災意識尺度を用いた施設職員の防災意識の程度を明らかにする。また、施設で実施されている防災対策と職員の防災意識の関連から、施設における有効な防災対策について検討する。

担当者:上原 桃美(うえはら ももみ)旧姓中村研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 専任研究員

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