ホーム > 研究・調査・システム開発(2025年度) > 仕事と介護の両立支援に関する研究
2025年度
仕事と介護の両立支援に関する研究
- 研究者
- 安順姫、佐々木晶世
- 協力機関
- 賛助会員企業
- 研究期間
- 2024〜2025年度
- 研究概要
-
要介護者の増加に伴い、働き盛りの労働者が家族の介護に追われ、生産性の低下や労働力の流出につながっていることが社会問題化している。国は介護離職ゼロを掲げて仕事と介護の両立支援に向けた施策を推進しているが、介護休業の制度利用者はわずか1割と低調で、既存の支援策と介護者が求めるニーズとのミスマッチも指摘されている。本事業では、「三菱グループ・リサーチモニター・プロジェクト」の調査データを活用し、家族等の介護に現在または将来的に直面する可能性のある労働者の支援ニーズを把握し、仕事と介護の両立に効果的な新たな支援策を明らかにする。目的別に、仕事と介護の両立に関する潜在的なニーズを明らかにする全社員対象の調査、具体的な支援ニーズとその有効性評価を明らかにする介護中の労働者を追跡する調査の2つを展開する。2025年度は、前年度全社員対象の調査で得た介護の実態に関するデータを解析し、その結果を公表する。また、具体的な支援ニーズとその有効性評価を明らかにするため介護中の労働者を追跡する第2段階のアンケート調査を作成・実施し、今後継続的に実施する追跡調査のベースラインを構築する。
担当者:安 順姫(あん じゅんき)研究員のご紹介ページへresearchmapへ
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 研究員
担当者:佐々木 晶世(ささき あきよ)研究員のご紹介ページへresearchmapへ
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員
ダイヤ財団の研究報告書や刊行物について
ダイヤ財団では高齢社会における「健康」「生きがい」等の諸問題について調査・研究活動を学会報告するとともに、主なものを研究報告書として発表しています。また、「ダイヤニュース」や「ダイヤ財団新書」などの財団刊行物をご希望の方は、下記までお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
