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2015年度
[健康]に関する研究及び事業シルバー人材センターの社会的有用性に関する研究
日本には、企業退職後も「生きがい」を目的に高齢者が就業する機会としてシルバー人材センター事業が制度化されている。同事業には、マンパワー問題への貢献と高齢者の健康維持効果が期待されているが、これまで生きがい就業による社会参加活動が高齢者の健康やQOL向上にどう貢献するかの研究は限られている。
概要
- 研究名
- シルバー人材センターの社会的有用性に関する研究
- 外部助成
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三菱財団「高齢者が支え手となる生きがい就業の社会的有用性の研究」(代表:石橋智昭)
文部科研「高齢者就業の新たな調整型支援システム構築に関する総合的研究」(代表:藤原佳典)
- 目的
- シルバー人材センターでの就業(役割)が健康維持に与える影響を検討するとともに、後期高齢者や虚弱高齢者でも担うことができる具体的な仕事の内容を実際の事例から明らかにする
- 期間
- 2015〜2017年度
- 内容
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対象:研究目的に賛同するシルバー人材センター
手段:参加センターと研究協定を結び、収集データの無償供与への対価として事業評価レポートを作成・提出する。ダイヤ財団は匿名化された収集データを学術利用する。
手順:会員に対する質問紙調査および業務システムに蓄積された就業実績データを個人単位で結合し、健康度別の就業実態の分析と観察(縦断的)研究による介護予防効果の検証を行う。
- 対象フィールド
- 全国のシルバー人材センター(東京都・大阪府・兵庫県・奈良県・埼玉県の一部)
- 従事者・協力者
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財団内:石橋智昭・中村桃美・岡田友世
財団外:塚本成美(城西大学)・岡眞人(横浜市立大学)・長田久雄(桜美林大学)
- 最近の主な成果
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[論文]
- 石橋智昭・中村桃美:介護予防の観点からみた生きがい就業の効用,病院設備,2014.VOL.56-4
- 石橋智昭:生きがい就業を支えるシルバー人材センターのシステム,老年社会科学, 2015. Vol.37-1:17-21
[学会]
- 中村桃美・石橋智昭・長田久雄・岡眞人:シルバー人材センター会員の地域活動への参加.第57回日本老年社会科学会大会(2015/06)
- 石橋智昭・中村桃美・塚本成美:シルバー人材センターのホワイトカラー出身会員の希望する仕事;全国から抽出した36センターの会員情報を用いて.第57回日本老年社会科学会大会(2015/06)
担当者:石橋 智昭(いしばし ともあき)研究員のご紹介ページへresearchmapへ
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 研究部長/主席研究員
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