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2020年度
訪問介護事業所向けスマホアプリの効果検証に関する研究
- 研究者
- 石橋智昭、二宮彩子
- 共同研究者
- 東京海上日動ベターライフサービス(株)
- 研究期間
- 2020〜2023年度
- 研究概要
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訪問介護ニーズの増加に伴い、ヘルパーの人材確保や介護の質の保証を支援する目的で介護現場におけるICTの利用促進が国策として掲げられ、周辺業務の効率化、提供するサービスの充実化のための様々な記録・情報ICTツールが開発されている。しかし、これらに関する先行研究は、開発過程の実験データに関するものや施設での試用に関するものに限られ、居宅におけるサービスの質を包括的に捉えた研究は見当たらない。今後、ヘルパー等の確保がさらに深刻化することから、働きやすい就業環境の整備と介護サービスの質の向上を両立させることが社会的な喫緊の課題であり、訪問介護事業所におけるICTツールの導入効果を科学的な手法によって検証する研究が求められている。
本研究は東京海上日動ベターライフサービス(株)との共同研究として、訪問介護事業所向けに開発されたICTツールの一つであるスマホアプリ「けあピアノート」(三菱商事開発)の利用効果を同社の運営事業所において検証し、適切に評価する手法を提示する。
担当者:石橋 智昭(いしばし ともあき)研究員のご紹介ページへresearchmapへ
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 研究部長/主席研究員
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