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2022年度
従業員の主観的Well-beingを測定する尺度の作成と介入方法の検討
- 研究者
- 石橋智昭・安順姫
- 研究期間
- 2022年〜2024年度
- 研究概要
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経営的な視点から従業員の健康の維持・増進と会社の生産性向上を目指す「健康経営」が推進されているが、そのプログラムの中心はメタボリック症候群や生活習慣病の予防が占めてきた。最近は、健康経営にWell-being(以下、WB)の視点を取り入れることが提唱され、人間のポジティブな側面に焦点を当ててWBの向上を目指すプログラムの開発に期待が高まっている。
一方、当財団ではポジティブ心理学(seligman,1998)に基づき開発した「ハッピープログラム」を主に地域高齢者のうつ予防プログラムとして活用してきた。ポジティブな気分、行動、認知を高めるためのポジティブ心理学的介入(Positive Psychology Interventions: PPIs)を取り入れた「ハッピープログラム」は、高齢者にとどまらず多様な年代の従業員のWB向上にも有力なツールとなる可能性が高い。
そこで本研究では、従業員のウェルビーイング向上に有用な修正版ハッピープログラムを開発し、WBへの関心が高い企業での実証実験を通じてその完成を目指す。本年度は、文献調査等からアウトカムとなる従業員のWBの測定指標を確定し、並行してハッピープログラムを用いた介入方法を策定する。
- 関連する成果
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[論文]
- 安順姫・芳賀博・新野直明・森田彩子・岩田明子:「地域在住高齢者におけるポジティブ心理学的介入を取り入れたうつ予防プログラムの効果」日本保健福祉学会誌,28(1),1-13,2021.
担当者:石橋 智昭(いしばし ともあき)研究員のご紹介ページへresearchmapへ
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 研究部長/主席研究員
担当者:安 順姫(あん じゅんき)研究員のご紹介ページへresearchmapへ
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 研究員
[主な研究・プロジェクト]
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