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2024年度

生きがい就業の介護予防効果に関する研究

研究者
石橋智昭、上原桃美
共同研究者
公益社団法人 全国シルバー人材センター事業協会
研究期間
2024〜2026年度
研究概要

高齢期の就業が健康維持に与える影響は、ポジティブとネガティブの両側面の研究報告があり、その評価は定まっていない。一方、我が国では70歳以降も生きがいを目的として働く高齢者が少なくなく、社会的交流や適度な運動を通じた介護予防効果が期待されているが、国内での実証研究は限られている。

本事業では、後期高齢者層の一般高齢者とシルバー人材センター会員を対象に要介護予備軍に相当する「フレイル(Frail)状態」への該当をアウトカム指標とした縦断研究に取り組み、生きがい就業の介護予防効果を明らかにする。分析は、全国シルバー人材センター事業協会からの受託研究事業(2021-24)のデータを2次利用する方法で行う。

2024年度は、2022年に実施したベースライン調査(全国52地点・一般1,392人/会員2,095人)へのフォローアップ調査が行われるため、個人情報の除外後に縦断データの整備と基礎的な解析を行う。

担当者:石橋 智昭(いしばし ともあき)研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 研究部長/主席研究員

担当者:上原 桃美(うえはら ももみ)旧姓中村研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 博士研究員

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