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2024年度

仕事と介護の両立支援に関する研究

研究者
石橋智昭、佐々木晶代、安順姫
研究期間
2024〜2025年度
研究概要

要介護者の増加に伴い、働き盛りの労働者が家族の介護に追われ、生産性の低下や労働力の流出につながっていることが社会問題化している。国は、介護離職ゼロを掲げて仕事と介護の両立支援に向けた施策を推進しているが、介護休業の制度利用者はわずか1割と低調で、既存の支援策と介護者が求めるニーズとのミスマッチも指摘されている。

本事業では、「三菱グループ・リサーチモニター・プロジェクト」の調査データを活用し、家族等の介護に現在または将来的に直面する可能性のある労働者の支援ニーズを把握し、仕事と介護の両立に効果的な新たな支援策を明らかにする。目的別に、仕事と介護の両立に関する潜在的なニーズを明らかにする全社員対象の調査、具体的な支援ニーズとその有効性評価を明らかにする介護中の労働者を追跡する調査の2つを展開する。

2024年度は、全社員を対象とする第1回アンケート調査(2024年上半期予定)のデータを分析し、介護を行っているまたは将来介護を担う可能性がある労働者が占める割合、および仕事と介護の両立に関する認識を把握する。また、次年度に実施予定の実際に介護に直面している労働者を対象とした追跡調査の研究デザインも並行して検討する。

担当者:石橋 智昭(いしばし ともあき)研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 研究部長/主席研究員

担当者:佐々木 晶世(ささき あきよ)研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員

担当者:安 順姫(あん じゅんき)研究員のご紹介ページへresearchmapへ別ウィンドウで開く

(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 研究員

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