平成19年度 活動報告書(概要)
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高齢社会における健康問題に関する調査・研究
1.介護サービスの質の向上に関する調査・研究(町田プロジェクト)
- チームアプローチを促進する「訪問記録」の開発研究事業(平成19年度福祉医療機構長寿社会福祉基金事業)
- 介護予防サービスの効果検証共同研究事業(東京都町田市共同研究事業)
- 生きがい就業の介護予防効果に関する共同研究事業(東京都町田市シルバー人材センター共同研究事業)
- 訪問介護における管理者研修モデル事業(平成19年度厚生労働省老人保健健康増進等事業)
- ホームヘルパー現任者研修事業(東京都町田市受託事業)
- 介護技術チェックシートの普及事業
- 訪問介護版利用者モニタリング支援システムの普及事業
- 介護予防版「面談支援マニュアル」の研究開発事業(平成19年度厚生労働省老人保健健康増進等事業)
- 特定高齢者候補者の選定における要介護認定基本調査の活用方法に関する調査研究事業(平成19年度厚生労働省老人保健健康増進等事業)
2.高齢期におけるサポートシステムに関する研究
- 介護を必要とするひとり暮らし高齢者のQOL−要支援・要介護高齢者の在宅生活の限界点と家族の役割−(厚生労働省・文部科学省助成研究)
3.社会老年学文献データベース(DiaL)の運営事業
- 追加・更新
- 第11回更新(7月)平成18年7〜12月発行分395論文を追加
- 第12回更新(12月)平成19年1〜 6月発行分232論文を追加
- 第6回編集委員会の開催(平成19年12月7日)
- 新体制への移行:責任担当の編集顧問と編集実務担当の編集幹事で収録作業に当たる。
- 新規収録雑誌:候補4誌のうち、承諾の得られた「日本労働研究雑誌」について第13回更新の収録に向け作業中。
4.有酸素運動を用いた元気高齢者づくりのためのエアロビック研究事業
(本事業の一部は長寿社会開発センターの助成による)
- 高齢社会の要請に応えるため、高齢者向けエアロビック・プログラムを開発し、普及を通じて高齢者の新しい生きがいづくりの場として提供した。
- 当財団認定の「ダイヤビック・インストラクター」の組織「ダイヤビックひばり会」が延べ約9千名の高齢者に紹介・指導活動を行った。
- 知的障害者向けエアロビック「だれでもダイヤビック」のインストラクターを養成して、知的障害者施設を訪問し、プログラムの確認を行った。また、指導者用ビデオ・冊子を作成した。
- ダイヤビック・インストラクターの増員を図った。現在105名。
- ダイヤビックの指導技術向上のため「第4回ダイヤビック研究会」を開催し、情報提供として「ダイヤビックニュース」を発行した。
- 第49回日本老年社会科学会大会(平成19年6月、札幌市)において、「高齢者の知的障害者観の変化;エアロビックダンス(ダイヤビック)指導活動を通しての触れ合い」と題して口頭発表を行った。また、第8回アジア・オセアニア国際老年学会議(8th Asia/Oceania Regional Congress of Gerontology & Geriatrics)(19年10月、中国北京市)において、“Senior Instructors of Aerobic Dance Program for Seniors (Diabic) : Their Activities and Advantages : An Example of Mutual Support”と題してポスター発表を行った。
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ダイヤ財団の研究報告書や刊行物について
ダイヤ財団では高齢社会における「健康」「生きがい」等の諸問題について調査・研究活動を学会報告するとともに、主なものを研究報告書として発表しています。また、「ダイヤニュース」や「ダイヤ財団新書」などの財団刊行物をご希望の方は、下記までお問い合わせください。
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