平成19年度 活動報告書(概要)

1.高齢者の消費行動に関する調査・研究

• 「高齢者の消費行動に関する調査・研究」というテーマのもと、ミクロ面から高齢者の消費行動とライフスタイルを結び付けた事例研究を行うとともに、高齢者の消費行動に関するファクトの収集も目指すこととした。
• 高齢者の消費行動を明らかにする研究の一環として、小遣いを家計の中で自身の意思に基づいて消費することが出来るおカネの代表として捉え、具体的には高齢者の小遣い簿に調査の的を絞って調べることとし、「『小遣い簿』を通じた高齢者のライフスタイルの研究」というサブテーマを設定した。
• 平成19年度は、当財団の研究フィールドであるDAA会員に記帳していただく小遣い簿の作成に向け、高齢者の『小遣い』観の概念化を図るため、小遣いの定義と費目の区分等を中心に小遣いの現状についてDAA会員への個別ヒアリングを実施した。